2012年12月15日

読谷山焼陶器市

はいさい、お父さんです。

一度寒くなったかと思ったら、また暑くなった沖縄。
半袖でもイケるかも???

さて、今日12/15-16の2日間、本島中部の読谷村で「読谷山焼陶器市」が行われます。
沖縄の陶器と言えば、やちむん(焼物の意)と呼ぶ陶器があります。

有名なところで言うと(というか私の知っている範囲)、那覇の壺屋、そしてこの読谷の読谷山焼だと思います。
細かく見るとあと幾つか、各地にあると思いますが、割りと規模が大きいのはこの2つだと思います。

さて、元々は琉球王国の時代、各地で作られていた陶器・そしてその工房を那覇の壺屋に集めたところから、発展の歴史が始まります。

しかし、伝統的な登り窯などで焼くヤチムンは、那覇市内にある壺屋では、近隣の住宅開発などで影響が懸念されるようになりました。
そのため、一部の窯は読谷村に移転し、ヤチムンの里を形成して発展しました。

読谷山焼陶器市
↓こちらにもやちむんの里の詳しい情報があります(おきなわ物語)
http://www.okinawastory.jp/special/tokusyu_0901/0600006852.html

そのヤチムンの里で開かれる陶器市が今回のイベントです。
各工房それぞれの特徴を見比べるだけでも面白いですし、上に書いた登り窯も見ることができます。

読谷山焼陶器市
下から日を燃やして、種類や焼成温度に合わせて作品を置く場所を変えるそうです。
現代的な電気やガスの窯ではなく、薪を利用するので、一度火を入れると数日はつきっきりになるとか。


ちなみに、ヤチムンの陶器は普段でもおみやげ品店やこのヤチムンの里にある販売店などで購入が可能ですが、陶器市の際には各工房ごとに販売を行うので、種類も豊富で、買うならこの時がおすすめです。

読谷山焼陶器市

また、工房によってはアウトレット品なども販売されることがあるので、この際に手に入れてみるのもよいかもしれません。

読谷山焼陶器市
いろんなシーサーがいるので、見るだけでも楽しいかも。

読谷山焼陶器市
これは泡盛を入れる「抱瓶(だちびん)」
字の通り、昔は携帯用として肩から下げて?ちょうど腰の横にフィットするようにこういう形をしているとか。

読谷山焼陶器市


伝統的な魚などの絵柄の皿など、立派なものもありますが、最近はわりとおしゃれなマグカップなどもあって、生活の中でも使いやすいような種類の陶器も増えてきています。

お土産として、家で使ってお気に入りの陶器で食事を楽しむのもいいのではないでしょうか??

ちなみに私は、大皿を買ってみんなで集まるときに使っていますよ。

読谷山焼陶器市


是非皆さんも一度足を運んでみて下さい!

注:現地の写真は去年のものです。また、詳しい情報は現地へお問い合わせ下さい。


参考ページ:イベント情報・箆柄暦

参考ページ:読谷村観光協会 ブログ

参考ページ:やちむん散歩/読谷やちむんめぐり|やちむん|沖縄観光情報WEBサイトおきなわ物語


 



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Posted by 近畿日本ツーリスト沖縄 at 08:30│Comments(0)イベント情報・レポート
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