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Posted by TI-DA at

2015年02月12日

沖縄に昔走っていた鉄道の駅が復活「軽便与那原駅舎」

はいさい、お父さんです。

タイトルの通り、今回は鉄道の駅です。

本島南部にある与那原町は那覇空港道南風原北ICから車で10分ほどの場所です。
近年では「マリンタウン東浜」という新たな街ができ、住宅地や商業施設も増え、また隣接する西原町のきらきらビーチ等新たな場所も増え、賑やかな街へと変わりつつ有ります。

そんな与那原町は現在もそうですが、沖縄本島中部と南部をつなぐ交通の要所として栄え、またかつては天然の良港があったことから山原船(やんばる=本島北部の別名。山原からの資材運搬等の船)の港としても栄えたそうです。

その時代に、軽便鉄道という鉄道の与那原駅が置かれていました。
戦前、軽便鉄道は那覇をメインに南部や中部向けの路線があり、与那原駅も主要な駅の一つでした。
しかし、その後の戦争でいろいろなものが破壊されてしまい、軽便鉄道も戦後の鉄不足で資材としてレール等が再利用されたりしたこと、また戦後のアメリカ統治によりアメリカ同様に車社会化したこともあり、長く鉄道が復活することはなく、その様子を今に伝えるものもあまり残りませんでした。
(2003年に那覇市内を走る、ゆいレール・沖縄都市モノレールが開通しています。また浦添市に軽便鉄道のレールの一部が展示されています。)

そんな軽便鉄道ですが、今回与那原町に駅舎を復元した展示資料館がオープンしたということで、当時の軽便鉄道の様子を更に感じる事ができればと思い、早速行ってきました。


昔をイメージして、駅名も旧漢字で書かれています。

ちなみに、中の撮影ができないので、下記リンクも参照いただきたいのですが、戦争でだいぶ壊れっちゃたのですが、当時ではまだ珍しいコンクリート造りであったこともあり、基礎を再利用し建物を修復をし役場等に利用されていたようです。
その後、JAがあったそうですが移転により、今回復元が実現したそうです。
※復元前の様子(沖縄発!役に立たない写真集より)
http://gpzagogo.s8.xrea.com/yonabarust.html




実際には当時の柱も残っており、かつてはその前の通りを軽便鉄道が走っていたのを想像することができます。


入り口には海人(うみんちゅ・漁師)のおじー?の像があり一緒に記念撮影?できます。


今回はオープンしたばかりということで無料でしたが、いずれは有料となるようです。
係の方にも確認しましたが時期は未定とのこと。行く際はご注意くださいね。
なお、町外の方は大人中学生以上100円です。※2015年2月現在


ちなみに入場券の裏が、かつての切符をイメージしたデザインになっていて面白いですよ。

展示内容は与那原駅の歴史と周辺の様子等がパネル等で紹介されています。
与那原駅の紹介がメインで、ジオラマなどもあり見ていて面白い内容でした。

また、駅員体験コーナーがあり、切符への印字と改札体験、そしてそれを写真のようなきれいなカードにつけて持ち帰ることができます。
また駅員の防止をかぶって記念撮影のコーナーもあり、体験も面白いですよ。



中が撮影禁止なので写真が少ないのですが、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

与那原町率軽便与那原駅舎展示資料館
開館時間:午前10時〜午後6時
休館日:毎週火曜・12月29日〜1月3日
問い合わせ:与那原町役場企画観光課 098−945−5323
※2015年2月現在の情報です。実際に行かれる際は確認の上利用ください。




その他、与那原町の地域情報サイト「与那原通」では与那原町の美味しいお店や変わったおみやげになるような特産品などを紹介しています!
ディープな沖縄を見たいならぜひチェック。
http://yonabaru-too.com

  


Posted by 近畿日本ツーリスト沖縄 at 20:01Comments(0)沖縄観光情報