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2013年01月19日

今日はムーチー(鬼餅)の日

今日は沖縄ではムーチー(鬼餅)の日。
旧暦の12月8日に、厄除け・健康祈願で餅を作って食べる週間があります。

各家庭では、サンニン(月桃)の葉っぱを用意し、それに餅を包んで蒸して食べます。
ちなみにこの時期は急激に冷え込む時期で、よく「ムーチービーサー」(ムーチーの時期の冷え込み、位の意味)と、寒くなったら口々に言われます。

うちも、おじいの家で作ったので写真を撮って来ました。


今日はムーチー(鬼餅)の日
サンニン(月桃)の葉を用意します。

今日はムーチー(鬼餅)の日
こねて餅を作ります。

今日はムーチー(鬼餅)の日
そして葉っぱに包み

今日はムーチー(鬼餅)の日
紐で結んで蒸します。

今日はムーチー(鬼餅)の日
完成!

完成すると、葉を剥がして食べますが、作り方によっては綺麗に剥がれたりくっついたり、また剥がし方も上手くやらないと、葉が避けて食べづらくなります。
すこ~しコツが入ります。

最近は色々な味があり、白餅はもちろん、写真の紅芋やかぼちゃ、ココアなども見たことあります。
各家庭の好み?で色々な味を作るようですよ。


なお、ムーチーは鬼餅とも呼ばれますが、その由来にこういう話があります。

那覇の首里に兄妹が住んでいました。
あるときからお兄さんは大里村(今の南城市)に住むようになったのですが、鬼になってしまい家畜、そしてなんと人をさらっては食べているという噂が妹の耳に入りました。

確かめるために大里の洞窟に行くと、鬼のようになってしまった兄がおり、なんと鍋の中には人の手足が。
妹は自分も食べられると思い、逃げようとトイレに行くと言いますが、兄も逃げられては行けないと縄をつなげます。
妹は途中で縄をものにくくり、その日は逃げます。

別の日、妹は鬼を退治しようと鉄入りの餅と、普通の餅を作り兄と再会します。
妹は兄を景色のいい場所で餅を食べようと崖のそばに誘い出し、一緒に餅を食べます。

しかし兄の餅は鉄入り、いくら鬼と言えども食べれないのですが、妹は難なく食べるところに驚いているところに隙を見て、妹は兄を崖から突き落とし退治するという話があります。

(ちょっと簡単に書いたので詳しく知りたい方は改めて、お調べ下さい)

そういう言い伝えから、健康祈願や厄除けで餅を作って食べる習慣が今も続いています。

この時期だと、スーパーやおみやげ品店でも置いているところがあります。
変わったおみやげに、いいのではないでしょうか??
ぜひぜひ、沖縄を満喫した思い出・おみやげにいかがでしょうか。




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Posted by 近畿日本ツーリスト沖縄 at 19:19│Comments(0)日記
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